アルカの裏話!性別や驚きの正体、能力まとめ
更新日:2019年08月06日
ハンターハンターに登場するキャラクターの中でも、謎が多くヒソカからも危険すぎる人物として恐れられているのが、「アルカ」です。
ゾルディック家4人目の人物であり、年齢は11歳と推測されますが恐ろしい能力を持つため物語で重要な役割を担っています。
そんなアルカですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、アルカの性別や性格、能力や正体などについて紹介していきます。
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1.物語を通して明らかになった「アルカ」の意外な性別
とても可愛らしい顔立ちをしており、幼い少女のような明るさを持っているアルカ。
初登場は第322話とかなり遅めで、タイトルは「兄妹」となっていました。
キルアは「妹」と表現していますが、他のゾルディック家のメンバーは「弟」と呼ぶなど性別については不明な点が多く意見が分かれています。
アルカは能力を使うときに「ナニカ」に変わるという特徴を持つので、アルカとナニカで性別が変わるのではないかと推測されていたんですね。
ところが、公式発表で「男」であると判明したので、アルカはゾルディック家の四男という扱いとなりました。
それでは、どうしてキルアは妹と呼んだりして、紛らわしくさせていたのでしょうか?
この点は原作者のミスや、伏線という説など色々と取り上げられており、現時点では証明するためのパーツが不足しています。
もしかしたら今後、アルカの性別に関しての重要な伏線回収が発生するかもしれません。
今のところ、公式には「男」と発表されていますから、この記事でもアルカを男として記載していきますね。
2.「アルカ」の性格に隠された秘密
ゾルディック家という暗殺を生業にしている家系に生まれたアルカですが、可愛らしい容姿をしているので読者から人気が高いです。
ではその中身、つまり性格はどのようなものなのでしょうか?
- 天真爛漫
- 純粋
- 優しい
- 自己犠牲的
- 利他的
- 献身的
- 気遣いができる
つまり、とっても良い子であり暗殺を生業にしているとは思えないほど、とても素直な子であると分かります。
アルカが登場したのは比較的遅く、そんなに多くの登場シーンがある訳ではありません。
それでもここまで人気があるのは、アルカの性格が素晴らしいからと言えるでしょう。
とにかく素直で献身的で、他人への気遣いを示せるのです。
見ず知らずの他人(ゴン)に対して、フォローするような発言ができる11歳なんて他に見当たりません。
周りの状況をよく観察しながら、自分が今何をするべきかを認識し、誰かに言われるでもなく行動ができます。
そうした訳で、アルカはとても素晴らしい性格をしていると理解できるでしょう。
3.「アルカ」に備わっている強力すぎる能力とは?
アルカというキャラクターを魅力的にしているのは、何も容姿や性格だけではありません。
ハンターハンターの世界で重要な要素となっている「念能力」が、彼の場合ありえないほどの力を有しているからです。
あまりにも人智を超えているので、念能力に分類されるのかすら判断することができないほど。
アルカの能力の特徴は、アルカの「おねだり」を3つ聞くと、1つの「お願い」を叶えてくれるというもの。
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お願いしたい人は、最初にアルカにお願いの内容を説明し、そのお願いの要求内容に応じて「おねだり」の難易度がアップします。
たとえば、ミルキが「こいつを暗殺しろ」とお願いしたところ、「おねだり」の1つは「これ(毒キノコっぽいもの)食べて」という内容でした。
叶えてくれるお願いに限界はなく、恐らくアルカは何でも叶えてくれます。
しかし、あり得ないほどの能力なので、以下に挙げるルールが設けられています。
- 「お願い」と「おねだり」は等価交換で成り立っているので、お願いの要求が高くなれば難易度が上がる
- 1回目の「おねだり」はお願いをした人だが、2回目の「おねだり」は違う人になる
- アルカの「おねだり」を4回連続で断ると、「断った者」と「最愛の人物」の2人が同時に死ぬ
- アルカの「おねだり」で失敗した時に3人以上死ぬ場合、「失敗した人」と「最愛の人」に加え「失敗した人と長い時間一緒にいた人」が順番に死ぬ
- アルカが誰かに対して「おねだり」している途中に、別の人に「おねだり」することはない
- アルカの「おねだり」に失敗し殺されると、「おねだり」の難易度はリセットされ一番易しいものになる
- 「おねだり」されている最中に死ぬと、その「おねだり」は失敗とみなされ最低でももう一人が死ぬ
- アルカが名前を知らない人には「おねだり」することができない
- 同じ人間がアルカに対して連続してお願いすることは不可能
もしかしたら、まだまだアルカの能力に関してはルールが追加されていくかもしれません。
また、キルアは特別で「おねだり」の要求は無しに「お願い」を聞いてもらえるので、リスクを負うことなく能力を使えます。
キルアはアルカが「お願い」や「おねだり」を行っているのではなく、正確には「ナニカ」という違う人格が行っているとのこと。
この発言により、正体についてネット上で数々の憶測が飛び交う事態となりました。
それは後述するとして、アルカの能力が人智を超えていると理解できたのではないでしょうか?
しかしそれと同時に、ルールが細かく設定されておりキルアを除けば簡単にお願いが叶う訳ではないと分かります。
4.物語に深く関与?「アルカ」に隠された驚きの正体とは?
アルカには「ナニカ」という別の人格(存在)がおり、「お願い」と「おねだり」の能力の行使を担当しています。
アルカは献身的な性格をしており、特にキルアに対しては強い思い入れがあるようで特別扱いをしているのです。
そしてアルカがナニカになると、「あい」という口癖を持つことも分かっています。
こうした点を考慮に入れると、正体について読者の多くが「アルカ=五大災厄(アイ)」と考えるようになりました。
暗黒大陸編で明らかにされた、人類にとっての災厄の一つに数えられる「アイ」も"あい"というセリフを発しています。
そしてついに公式に「アルカ=アイ」であることが発表され、読者の間で盛り上がりを見せているのです。
それは単行本33巻のイラストに、「あい暗黒大陸出身です」と書かれていたことに由来します。
では、アルカが五大災厄「アイ」であるとするなら、どうしてゾルディック家の一員になっているのか気になりますよね?
まだ詳しくは分かっていませんが、何者かが暗黒大陸に渡り、そこで「アイ」を持ち帰ってゾルディック家の一員にしたと考えられます。
その人物の候補として挙げられているのは、「ジグ・ゾルディック」です。
彼はゾルディック家の中で暗黒大陸に乗り込んだ人物であり、その時にアイを持ち帰ってきたのではないかと予想されています。
まとめ
ここでは、アルカの性別や性格、能力や正体などについて紹介していきました。
アルカの性別は男であると確定しましたが、キルアがどうして妹と呼んだのかは不明です。
とにかく性格が素晴らしく、他人に優しいだけじゃなく気遣いも示せますが、キルアに対しては強い思い入れがあります。
能力は人智を超えており、どうしてそこまでの力を持っているのかというのは、暗黒大陸の五大災厄の一つ「アイ」が正体だからだとの予想が有力視。
今後、間違いなく重要なキャラクターとなっていくでしょうから、彼の言動に注目していきましょう!