カイトの生涯が悲惨!壮絶な最期やゴンとの関係
更新日:2019年08月06日
漫画・ハンターハンターは、少年誌にしてはグロテスクな表現が多い異色の作品ながらも、ファンを数多く獲得しています。
ハンターとして必要な技術を磨きながら、主人公・ゴンが成長していくストーリーも魅力的に見られているのです。
そんなカイトですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、カイトの生涯や壮絶な最後、ゴンとの関係などについて紹介していきます。
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1.「カイト」がハンターハンターの本編で見せたヤバい特徴
ハンターハンターには多くの人物が登場しますが、その中でもカイトは物語で非常に重要な役割を持っています。
それは彼の特徴がそうさせているためなので、以下からその点について紹介しますね。
カイトの出生は不明で、自身ですらどこで生まれたのか親は誰なのかといった部分を知りません。
昔にスラム街で明日生きられるかも分からない、とても厳しい環境の中で生活をしていました。
生きる目標も何も見いだせない、ただ毎日を生き延びているだけのカイトの人生が大きく一変する出来事が起こります。
それは、スラム街で「ジン」と出会ったというもの。
ジンと出会うことでハンターとして生きる術を学び、明確な生きる目標を持つようになりました。
そしてジンから最終試験「ジンを探し当てろ」という課題に取り組んでいる最中に、くじら島に立ち寄ります。
するとそこで、ゴンがキツネグマに襲われている所に遭遇し、キツネグマを撃退してゴンを助けるのです。
そこでカイトはゴンがジンの息子であり、彼が持つ潜在能力の高さに目を留め、ジンは生きていること、一流のハンターであると説明。
ゴンは、一流のハンターになって父親に会うべく、旅をする決意を固めるのでした。
つまり、カイトがジンの弟子であるとの特徴がなければ、ゴンがハンターを目指すことは無かった訳ですから、物語が開始すらしません。
カイトの登場により物語が動き出したという点を考えると、本当に重要な働きをしていると分かるでしょう。
2.「カイト」が迎えた最期が衝撃的だった…
カイトはジンの弟子で、ハンター最終試験の最中に立ち寄ったくじら島でゴンと出会い、ゴンがハンターを志すキッカケを作りました。
それからはお互い離れ離れになって生活をしていましたが、グリードアイランドを制したゴンはカキン国でカイトと再会します。
その頃のカイトはジンから課されていた試験をクリアしており、一流ハンターとして多くの活動に参加していたのです。
カキン国では、アマチュアハンターと手を組んで生物調査をする活動に参加しており、カイトの専門は大型の生物を調査するというもの。
調査を終えたカイトは、「巨大キメラアント」の噂を耳にしハンターとして放置する訳にはいかないと考え、ゴンとルキアと一緒にNGLへ入国します。
大型生物を専門としているカイトは、入国してからすぐに調査に取り掛かりました。
女王の巣に近づいたところで、ネフェルピトーからの強襲を受けてしまい、ゴンとルキアを逃して戦闘。
多くの試練を乗り越えてきた、一流ハンター・カイトをもってしてもかなりの苦戦を強いられわずかながらに敗北し、死亡したのです。
こうしてカイトは、ハンターとしての生きざま、そしてプライドを守りながら死んでいきました。
3.「カイト」が死んだ後に経験した驚きの奇跡とは?
カイトはネフェルピトーと対決するも、あと少しという所で敗北し死亡という結果となりました。
通常ならそれで物語から退場という形になり、もう再び登場することはないのですが、カイトは違います。
カイトが死んだことで、ネフェルピトーが「玩具修理者」という念能力を作るキッカケを与えてしまったのです。
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これによって、カイトは肉体のみが修復され、キメラアントとの対戦に意志を持たず肉体のみを利用されてしまいます。
自我を持っていないので、復活という区分ではなく肉体のみを良いように利用されているだけなのでとても悲しい状況と言えるでしょう。
ゴンは自身をハンターの道に案内してくれたカイトを、心の底から尊敬しており先輩ハンターとして敬意を表していました。
そんなカイトが死ぬはずがないと、ゴンは何度も自分に言い聞かせ、生存を信じ切って闘っていたんですね。
残念ながら、死者をこの世に復活させる方法はないため、ゴンは復讐という気持ちのみで闘ったので瀕死の重傷を負うことになります。
さて、カイトの肉体は操作されましたが、魂はどこに行ってしまったのでしょうか?
カイトの魂は、女王の死後に胎内に残っていたメルエムの妹らしき子供に生まれ変わっていたことが後程判明しました。
赤毛の少女として成長し、カイトの自我が残されているので「転生」と言われています。
肉体は変われど魂は生き残っていたという奇跡を、カイトは経験したのです。
4.物語を通して明らかになった「カイト」のあり得ない能力
カイトは超一流のハンター「ジン」から、ハンターと認められたほどの腕前です。
それは彼にハンターとしての素質があったのと同時に、潜在能力が極めて高いからに他なりません。
努力は確かに大切ですが、ハンターになるには潜在能力もある程度備わっていることが必要不可欠。
カイトはジンに認められるほどの腕前で、念能力を当然ながら所持しており高い精度で操ることができます。
以下から、カイトが持っている能力について紹介していきますね。
カイトは「具現化系」に属している能力者で、45mほどの円を使って攻撃します。
そして彼を代表する能力が、「気狂いのピエロ(クレイジースロット)」です。
これは、1〜9までの数字によって武器が変わり、ルーレット方式で決まるので狙った数字(武器)を出しづらいというデメリットがあります。
またピエロ自身も自我を持っており、自らの意思によって喋ることが可能。
- 2…鎌「死神の円舞曲(サイレントワルツ)…2番の大鎌で出すことができる技
- 3…ロッド
- 4…銃
1〜9までの数字で武器が変わるのですが、未登場の武器があるのでカイトの全ての力を見た訳ではありません。
特に、ジンから明らかにされた「ぜってー死んでたまるか」と思わないと出ない番号とやらがあるとのこと。
それが何番を意味しているのかなど、詳細な情報は一切ありません。
読者の推測によれば、「7」とされています。
5.「カイト」に待ち受ける今後の予想がヤバかった…
ハンターハンターに登場するカイトですが、今後はどうなると予想されているのでしょうか?
赤毛の女の子に魂が入り込み、転生していると判明したカイト。
自我はあるので肉体だけが子供という、とても便利な状態になった訳ですが、いつかは元の体を取り戻すと予想されています。
肉体は使われてしまい、魂だけが残ったカイトですが物語の進行状況によってはまだまだ必要とされるはず。
肉体をどのように復活させるのかは、色々と予想はされているものの具体的な案としては、まだ絞り込まれていません。
ですがヒソカのような念能力があれば、肉体を復活させるのは難しいものではないでしょう。
まとめ
ここでは、カイトの生涯や特徴、能力などについて紹介していきました。
カイトはジンの弟子であり、ゴンがハンターになろうと志すキッカケを与えてくれた、とても重要なキャラクターです。
しかしながら、物語の途中でネフェルピトーに負けてしまい死亡。
その後は魂のみが、女の子の体に入り込むなど非常に特殊。
ですから、今後はさらに活躍すると期待されているので、楽しみにしたいですね。