ネテロは生きている?特徴や能力、最期まとめ
更新日:2019年08月06日
ハンターハンターに登場する人物の中でも、歴代最強と称されるハンターとして知られているのが「ネテロ」です。
ハンター協会の会長にして、100歳を優に超える年齢ながら圧倒的な実力は健在であり他のハンターから尊敬されています。
そんなネテロですが、とんでもない裏話があるのをご存知ですか?
ここでは、ネテロの特徴や能力、壮絶な最期などについて紹介していきます。
スポンサーリンク
1.ネテロが持つあり得ない特徴とは?
ハンターハンターには多くのキャラクターが登場し、その中でも重要な働きを持っているのが「ハンター」という職業です。
高い難易度を誇ることで知られるハンター試験に合格し、さらに念能力を習得する「裏試験」を突破することで一人前になれます。
世界各地を飛び回り、難しい任務をこなしながら活躍するハンターのトップに君臨するのが「ネテロ会長」です。
幹部としてネテロ会長のサポート役を務める、「十二支ん」からも絶大な支持を得ており支えられながら活動を続けています。
20年ほどまえに100歳と言っていましたので、120歳を超えている老人ですがその力は健在。
ハンター試験でしょっちゅう生じるトラブルを処理したり、ヒソカの挑発を煙に巻くなど年齢で培われたたくましさがあります。
茶目っ気があり、人を笑わせるのが好きなネテロ会長は、本気で闘うときだけ「心Tシャツ」を着用。
老齢でありますが、若者のような感覚を身に着けている貴重なキャラクターと言えるでしょう。
2.実は最強?「ネテロ」の強すぎる能力
ハンターハンターのネテロ会長は、どんな能力を持っているのでしょうか?
ネテロの念能力は、「強化系」に分類されます。
得意としている技は、「百式観音」というもので、精神統一によって祈りをささげることで観音を顕現することが可能です。
観音は掌打の型によって攻撃が繰り出されるため、まさに無限の型に等しい攻撃ができます。
この百式観音の攻撃速度は極めて速く、昔に「感謝の正拳突き」を何年も修行したことで祈るスピードがあり得ない速さに。
暗黒大陸編以前の作中最強キャラとして知られる、「メルエム」ですら回避することができませんでした。
- 壱乃掌(いちのて):地面に大穴をあけるほどの威力
- 参乃掌(さんのて):手を打ち合わせて敵を挟みつぶす
- 零乃掌(ゼロのて):観音の口からオーラの光弾を打ち放つ。渾身の全オーラを放出
- 九十九乃掌(つくものて):観音の全ての手を使用してつるべ打ちをする
- 手でハート:手でハートを作る
こうした技を作中で披露し、特に「手でハート」は読者から大いにネタにされるほど愛されています。
3.「ネテロ」の性格に隠された秘密
ハンターハンターのネテロですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- お茶目
- 可愛い
- 人が悪い
- 好奇心旺盛
- 目立ちたがり屋
- 愛嬌がある
- 優しい
- 自己犠牲的
ネテロが物語に登場する回数が増えるにつれて、上記に挙げたような性格をしていると分かってきました。
戦闘シーンはそれほど多くはありませんが、政治的な決断あるいは会長としての職務を果たす際などでは重要な働きをしています。
スポンサーリンク
ネテロの性格は、そうした難しい判断をする時などでも色濃く見られており魅力的な人間だと理解できるでしょう。
厳しい修行をしながらハンターとしてトップに君臨しましたが、俗っぽい一面を覗かせるなど一言で表せない性格をしているんですね。
後述するように、ネテロはもうこの世にはいないので他にどんな性格をしていたのかを知る由はありませんが、能力だけじゃなく人格面でも優れていたと言えます。
4.ネテロが迎えた壮絶な最期
ハンターハンターのネテロは、バイオハザード生物として登場したキメラアントに危機感を覚えました。
外側の世界からやってきたと言われるキメラアントは、人間を捕食して子孫を残すため人類に大きな脅威となっています。
当初、現れた女王の腹を突き破り誕生した王「メルエム」は、その時点で作中最強キャラとして知られ圧倒的な能力を持っていたのです。
メルエムの直属の部下たちでさえ、プロハンターが束になっても敵わないほどの実力を持っていました。
ネテロはハンターのトップとしてメルエムと対峙しますが、あのネテロですら苦戦するほどの相手。
読者の誰もが人間最強のネテロが、メルエムに負けるはずはなく闘いに勝って生き残ると信じていたのですが、その希望は絶望に変わります。
ネテロはメルエムに勝てないと悟ると、このまま放置しておくのは危険と判断し、「貧者の薔薇」という非常に高エネルギーの小型爆弾を爆発。
それはつまり、「自爆」を意味しておりネテロはメルエムとの戦いによって死んでしまいました。
この爆弾は毒も含まれており、メルエムは瀕死の重傷を負う一方で毒により体がボロボロとなり、傷は癒えたものの毒の影響で死にます。
ネテロの自爆はメルエムに深刻なダメージを与えたので、無意味ではなかったのですが代償としてはあまりに大きいもの。
読者の間でも、ネテロがこのタイミングで物語から退場するとは想像しておらず、ショックの声が漏れました。
5.ネテロが「死ぬ必要があった」驚きの理由とは?
ネテロの死を、読者は簡単に受け入れることは出来ませんでした。
というのも、ネテロがどれほどの実力持っているのか詳しい描写などはなく、全盛期がどれほどだったのかも分かりません。
詳しい事柄がこれから説明されると思いきや、ハンターのトップが突如として死んでしまった訳ですから、受け入れるのは難しいもの。
ですが、ハンターハンターに精通しているファンの多くは、「ネテロは死ぬ必要があった」と結論しています。
その理由は、「ネテロが生きていたらバランスが崩壊するから」とのこと。
ネテロが生き続けていると、他のハンターの活躍する場がなくなってしまうと危惧されているんですね。
もし生き続けると、何でもネテロ頼りになりストーリーが淡泊になる恐れが生じます。
となると今後、新キャラをだすにしても活躍する場がなくなってしまいます。
物語は暗黒大陸に上陸する流れになっているので、多くの新キャラが登場するでしょう。
もしネテロが生きていたら、彼がメインで登場することになるので、キメラアント編で物語から退場するのが無難だと考えられているのです。
6.ネテロが「生きている」と噂されているのは何故?
ネテロが生きていると、信じて疑わない人は少なくありません。
根拠は全くありませんが、爆発したのは念能力によって作りだされた分身であって、本体は別の所で戦況を見守っていたというのです。
考えてみると、ヒソカは死後に自身の心肺をマッサージするように死ぬ直前に念で命じることができました。
何でもありな展開になっているので、ネテロほどの実力を持っているなら念で分身を作り出すことぐらいは簡単でしょう。
そのように考えると、生存している可能性はある訳ですが再登場はずいぶんと先になるとも言われています。
いつになっても構わないから、どこかのタイミングで再登場してほしい一部のファンは期待しているのです。
都市伝説に近い内容ですが、夢はありますね。
まとめ
ここでは、ネテロの特徴や能力、壮絶な最期などについて紹介していきました。
ネテロの全盛期は人間最強と言われており、当時の半分ほどの力しか残っていない現代でも恐ろしいほどの能力を有しています。
お茶目な性格をしていますが、難しい政治的判断をするなど決断力などは長生きしているだけあり、素晴らしいものがあると分かります。
物語から退場していますが、今後復活の可能性があるため期待したいですね。